インドにおける新型コロナウイルスの急激な感染拡大が続き首都ニューデリーではICU=集中治療室の空きがわずかとなり、特に医療用酸素が大幅に不足するなど危機的な状況に陥り各国が支援に乗り出しています。
医療用酸素の代替品として酸素濃縮器・酸素発生器の需要が急激に高まり、生産が追い付かず主要パーツであるゼオライト不足もあり、世界規模で酸素濃縮器・酸素発生器の欠品が続いています。
特に世界最大の生産国である中国での生産は国からの工場への大型発注(数万台単位)が続き一般の発注は受け付け出来ない状況です。また中国最大のゼオライト工場では品薄状態が続き価格も高騰しています。
新型コロナウイルス感染対策としての酸素発生器の条件は酸素流量5L~10L・酸素濃度93%以上の条件があることから一般家庭向けの5L以下の生産は完全に止まっており生産開始の目処がたっておりません。
弊社の中国及び日本国内の提携工場3社も同様で医療機器クラス大型5L・10L・93%以上の生産に集中しております。
5月初旬より酸素生成の主要パーツであるゼオライトの欠品により生産が止まっていましたが、5月20日よりフランスからゼオライトを入手出来ることとなり生産開始となりました。
電圧等オーダーの場合、最低発注ロットは100台又は機種により200台となります。
納期は約40日(6月1日現在) 1000台の場合 約60日